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海外出張前に確認したい、ESTA・ETA申請時のパスポート自動入力の注意点

ビザ・電子渡航認証

近年、米国のESTAをはじめ、各国のETA(電子渡航認証)やデジタル入国カードなど、渡航前にオンライン申請が必要な国が増えています。

これらの申請では、スマートフォンでパスポートを撮影すると、氏名やパスポート番号などが自動入力される機能が用意されていることがあります。便利な機能ですが、実は入力内容をそのまま信頼してしまうと思わぬトラブルにつながる場合があります。

海外学会や国際会議への参加、研究出張、留学などを予定されている方は、申請前にぜひ一度ご確認ください。

自動入力された内容は必ず確認しましょう

ESTAやETAの申請では、入力したパスポート情報が渡航時の本人確認に使用されます。

そのため、たとえ1文字の違いであっても、

  • 搭乗手続きで問題が発生する
  • 再申請が必要になる
  • 出発直前に対応を迫られる

といった事態につながる可能性があります。

特に海外出張や学会参加の場合、日程変更が難しいことも多いため、申請時の確認は非常に重要です。

カメラによる自動入力で起こり得ること

パスポートを撮影して情報を取り込む機能は、多くの場合、パスポートの文字情報を読み取って入力欄に反映しています。

そのため、まれに以下のような文字の読み違いが発生することがあります。

  • 0(ゼロ)と O(オー)
  • 1(イチ)と I(アイ)
  • 2(ニ) と Z(ゼット)
  • 5(ゴ) と S(エス)

実際にESTAをはじめとする各種オンライン申請において、こうした文字の誤認識が原因で申請内容の修正が必要になった事例も報告されています。

自動入力はあくまで補助機能と考え、必ずご自身で内容を確認することをおすすめします。

最近はICチップを読み取る方式も増えています

近年は、スマートフォンのNFC機能(近距離無線通信機能)を利用して、パスポートに内蔵されたICチップ(電子旅券)を読み取る仕組みを採用する国やアプリも増えています。

ICチップ読取の場合は、パスポート内の電子データを直接取得するため、0とOのような文字認識ミスは原理的に発生しませんが、一方で、「ICチップの読み取りができない」といったケースも報告されていますので注意が必要です。

申請前のチェックポイント

申請内容を送信する前に、次の項目をパスポート原本と照らし合わせて確認しましょう。

  • 氏名(ローマ字表記)
  • パスポート番号
  • 生年月日
  • パスポート有効期限
  • 国籍

特にパスポート番号は、数字とアルファベットの見間違いが起きやすいため注意が必要です。

海外出張をスムーズに進めるために

ESTAやETAの申請は数分で完了することもありますが、その一方で入力内容の確認を省略してしまいがちです。

教授・研究者の方はもちろん、学生、秘書、事務職員の方が代理で申請をサポートする場合も、最後にパスポート原本と照合することをおすすめします。

自動入力は便利な機能ですが、最終的な確認は人の目で行うことが、渡航前のトラブル防止につながります。

海外出張や国際会議への参加を安心して迎えるためにも、申請内容の最終確認を忘れずに行いましょう。

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